PackManにmoonlightパッケージが登場2008年05月20日 00時40分57秒

libmoon

Miguel de Icazaのブログで知ったのですがPackManmoonlightのパッケージが登録されたようです。

PackManというのはいろいろなソフトウェアのインストールパッケージが登録されているサイトのようです。

今までもmoonlightのダウンロードはできたのですが、ffmpegが入っていないため音声や動画が再生できず、メディア再生するためにはソースからコンパイルしないといけなかったのです。

それが今回のパッケージでは1回のインストールでメディア再生可能なバージョンがインストールされるため簡単に試すことが可能になりました。

上記ページからrpmかyastでインストールできます。1click installできない場合はレポジトリからYaST MetaPackage HandlerをインストールすればOKです。

MIX08のセッションを再生してみたんですがVMWare上だとかなりカクカクになってしまいます。VMのせいなのかmoonlightのせいなのかわからないので実機で試してみよう。

SUSE Linux Tips2008年04月20日 19時47分26秒

Monoの調査でLinuxに触ることが多くなりました。昔はネットゲームのサーバーをLinuxで運用したりしていたので結構詳しかったのですが、それいらいほとんど触ってなかったのでコマンドなど思い出すのに苦労しました。デスクトップも3Dになっていて以前よりかなり進化していて驚きました。インストールでつまづいた点をここに書いておきます。 OSはOpenSuse10.3です。

TIPS

  • 解像度を変更する時は/etc/X11/xorg.confのSection "Screen"で解像度が列挙してある箇所に変更したい解像度を入れておく。
  • 3Dデスクトップを有効にしたときにウィンドウのタイトルバーが消えてしまったときは/etc/X11/xorg.confでSection "Screen"に以下の2行を追加する。
   Option         "AddARGBGLXVisuals" "True"
   Option         "DisableGLXRootClipping" "true"

問題点

  • GeForce用のドライバーをインストールしたがGeForce6200AのPCI版のドライバーが無いという警告が出る。3Dが有効にならない。ここをみると6200ではdirect renderingをyesにすることは出来ないらしい。

MonoでLinqを使う2008年04月14日 00時49分23秒

MonoでLINQ

MonoでLINQをサポートしているという話は聞いていたのですが、実際にコードを書いたことはなかったので試してみました。

LINQを使用する手順は以下の通りです。

  1. MonoDevelopを起動し、適当なプロジェクトを開きます。
  2. プロジェクトに"System.Core.dll"へのリンクを追加します。
  3. 名前空間の宣言部に以下の行を追加します。 using System.Linq;
  4. 後は.NETと同じようにLinqのコードを記述できます。

Linqだけでなく、匿名型、自動プロパティ、型推論などC#3.0の新機能はだいたいサポートしています。画像にあるようにLinqの構文に赤線が出てしまっているのでIDEのサポートはまだこれからといったところでしょうか。思っていたより実装は進んでいるようで驚きました。

moonlightで動画を再生する2008年03月27日 21時44分46秒

以前moonlightを試してみたという記事で動画や音声の再生には対応していないと書いてしまいましたが間違いだったようです。調べてみるとmoonlightで動画再生するにはこのページの手順に沿ってソースからビルドしないといけないようです。

どうしてこのような面倒なことになっているかについてはライセンスの関係らしいです。

moonlightでは動画再生にffmpgというオープンソースのコーデックを使用しています。最終的にはこれをMS製のコーデックに置き換えることを目指しているそうです。DRMもMS製のコーデックに含まれています。

ビルドの手順がちょっと面倒なので週末にでも試してみます。

Mono 1.9リリース2008年03月16日 11時51分07秒

Mono1.9がリリースされたようです。

http://www.go-mono.com/mono-downloads/download.html

今回のリリースは、.NET2.0サポートの手前のリリースのようですが、LINQやSilverlightなど最新の3.5のサポートもどんどん入っているようですね。 さっそくVMWare版をダウンロードしたので試してみたいと思います。

リリースノートもatsushienoさんが訳してくださったものがありました。

リリースノートの日本語訳

moonlightを試してみた2008年02月24日 20時41分30秒

Linuxで世界のナベアツ時計が動いた

今日はLinux上でSilverlightアプリを実行できるmoonlightを試してみました。

環境はMonoのダウンロードページからSuSEのVMWAREイメージをダウンロードしました。Linux上からmoonlightのダウンロードページにアクセスすればインストール可能です。Firefoxのアドインとしてインストールできるので簡単に試すことができます。

動作確認するアプリケーションには「世界のナベアツ時計」を使いました。結果は画像の通りです。レイアウトが崩れているし音声も出ませんがそれ以外は動作しています。

まだmoonlightは不安定なのかと思っていましたが簡単なアプリを実行するくらいなら十分なようです。ただ動画や音声の再生にはまだ対応していないので正式版が出るまでにはまだまだかかりそうです。

Beagle2008年02月23日 15時45分37秒

http://beagle-project.org/Main_Page

Monoで実装されているアプリケーションです。GoogleDesktopのようなデスクトップ検索のアプリケーションのようです。最近はLinuxでもこういうアプリケーションが使える時代になったんですね。

MonoDevelop2008年02月23日 15時23分41秒

MonoDevelop

MonoDevelopは.NETのフリーの開発環境であるSharpDevelopをgtkにより移植したものです。画像のようにVisualStudioによく似ており、コードの補完などフリーにもかかわらず高度な機能を実現しています。

MonoDevelopの特徴はLinux環境でも動作するところとgtk#アプリケーションを作ることが可能なところです。元々MonoはLinuxでのGUI開発環境を整備するために開始されたプロジェクトであり、MonoDevelopはその目的の実現のための重要な製品といえます。

LinuxはWindowsに比べてアプリケーションが少ないといわれますが、MonoDevelopを使えば両方のOSで動作するアプリケーションを作成することができます。

MonoProjectについて2008年02月23日 15時19分19秒

仕事でMonoProjectについて調べる機会があったので本を読んで調べています。Monoについては注目している人がそれほど多くないようで情報を集めるのに苦労しています。ですが開発はNovellで続けられているようですし、Moonlightなど新しいプロジェクトもたくさんあるし、Linuxでのアプリケーション開発環境を考えると非常に重要なものだと思うので調べたことをこのブログで少しずつ書いていこうと思います。

リンク

Mono Links2008年02月06日 23時40分10秒

Mono Links

Mono関連のリンク集があったのでメモしておきます。